全国大学生環境ビジネスコンテスト em factory 2007

代表挨拶

何かしらの縁あってem factoryのHPをご覧頂きありがとうございます。
07年度代表を務めております山口洸輝です。
全国学生環境型企業活動創出コンテストem factoryと漢字を連ねられるだけ、
連ねたような長い名前ながら、em factoryという言葉の中には
この活動のすべてがつまっています。

em factoryのemというのはeco moneyの頭文字です。
文字通り、お金の流れをecoに変える。
地球環境的に持続可能な方向に変える。
そういった流れに変えるだけの力を持った人やアイデアを生み出すfactoryをつくる。
そういった想いがem factoryが始まった4年前からずっと変わらず受け継がれてきました。

そして、過去2年間の活動の中で
「money=thank you」であるべきなのだと気付かせて頂きました。
周りの人に多くの幸せ・安心・楽しさ・爽快さ・安らぎ等を多くもたらした人が
お金(=ありがとう)を沢山持っているのだと。

しかしこれは、現代において一方で合っているようで、一方で間違っているように感じます。
確かに世の中に求められているものを作り出した人がお金持ちになっているのでしょう。
しかし、お金持ちでも多くの「ありがとう」を感じていない人、
お金持ちでないのに多くの「ありがとう」を大事に持っている人。
そんな人たちが沢山いるのはなぜなのだろう、と考えました。

僕の今の答えは、
“お金に「ありがとう」という気持ちをこめることができなくなってしまったから。”です。
「ありがとう」という言葉は、
語源由来辞典によれば「有ること」が「難い(かたい)」の組み合わせから
「滅多にない」「珍しくて貴重だ」という意味を表していたのが時代とともに、
現在の感謝の意味として一般に広がっていったそうです。

滅多にないものを与えてくれたからこその「ありがとう」であったのに、
様々なものが目の前にあることが当たり前になってしまった。

当たり前ではなく、様々な物語があって、やっと、やっとそこに「ある」のに、
それが当たり前になってしまった。
そういった「歪み」が生じてしまったから
環境問題を始めとする、数多くの社会問題が起こっているのではないかと思っています。

そして、一つの社会問題だけなら解決できるなんていうことはありえなくて
「歪み」があることが問題の根本なのだから、一つの問題を解決することは、
貧困も、紛争も、格差社会も、児童労働も、男女差別も、殺人事件も、引きこもりも、環境問題も
すべてを解決することにつながっている。
むしろつながらなければ「解決」とはいえないのではないとも思っています。

そのような想いを抱きながら、このem factoryという活動を通して、
「どんな社会を目指すのか、何をどのように変えていくのか」ということを、
参加者、社会人、スタッフ等関わってくださるすべての方と考え
行動していける場やきっかけを作れたらと思いながら
em factoryというイベントをつくっています。

今これを読んで下さっているあなたとお話して、又新たな発見をする時を夢見て。

全国学生環境ビジネスコンテストem factory 2007 実行委員長
早稲田大学理工学部環境資源工学科 山口 洸輝
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